複利
金利の計算方法は、①資金の貸借期間に比例して、元金に対して単純に単位期間の利息を計算する「単利」と、②一定期間(例えば半年、1年)ごとに、発生利息を元金に組み込んでいく「複利」(「重利」ともいう)に大別される。
複利方式では、利息部分の再投資を考慮しない単利に比べ、期間が長くなるほど利回りが高くなる。
算出方法は、「元利合計=元金×(1+利率)期間」であるが、計算が複雑なため、通常は利率、利払い回数別に複利の利回りが表示された「債権利回り表」が用いられる。
金銭消費貸借契約においては、「1年以上未払いで、しかも催促してもなおかつ返済のない場合のみ、利息を元金に組み込める」(法定重利=民法405条)として、複利計算に制限を加えている。
一般に「複利」は金銭消費貸借契約ではあまり存在しないが、預貯金や各種金融商品では珍しくない。
代表的なものに、郵便局の定額貯金、銀行の期日指定定期預金、中期国債ファンド(中国ファンド)などがある。