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国際デビットとは



「デビット」とはあまり聞きなれない言葉であるが、欧米やアジアで普及してきている即時決済のしくみを意味している。


近年、わが国でもジェイ・デビット(J-Debit)の登場により、ジェイ・デビット加盟店で買い物をするときには、銀行のキャッシュカードで支払いができるようになった。
つまり、その場で自分の銀行口座から商品代金が引き落とされ、即座にお店の口座に商品代金が振り込まれるということが可能となった。


このようなしくみは、以前には「銀行POS」と呼ばれていた。
現在では、クレジットカードのネットワークであるCAFISを利用することで即時決済が実現している。


国際デビットとは、その国際版であると考えればいいだろう。


わが国においても、2002年6月1日から、全国のJTBの契約旅館・ホテルに設置されている「C-REX端末」(デビット・クレジット決済端末)で、海外の銀行が発行するキャッシュカードによる「Maestro」カード (マエストロ・国際デビットカード)の受け入れサービスがはじまっている。


「Maestro」(マエストロ)とは、北米、欧州、アジアの銀行を中心に発行するキャッシュカードに、マスターカード・インターナショナルが提供する「Maestro」ブランドを付与したカードである。
カード保有者は、海外において①キャッシュサービス、②ショッピング(国際デビットカードサービス)を受けることができる。
カードの発行枚数は、すでに4億3300万枚(2001年12月現在)を超え、キャッシュサービスを受けることができるATM/CD機は約80万台以上、ショッピングが可能な加盟店数は420万店を超えている。


これまで日本においては、一部の金融機関(郵便局等)でのキャッシュサービスは行なわれていたが、ショッピング(国際サービス)は行なわれていなかった。


加盟店の手数料率はジェイ・デビットと同じで、クレジットカード決済にくらべ手数料が大幅に安くなる。
外国人のお客様向けに、クレジットカードに次ぐ「新たな決済手段」としての導入が期待されている。