クレジット産業はカードショッピングが中心
前項でもみたように、クレジット産業を大きく分けると、モノやサービスを対象に立替払いを行なう「販売信用」業務と、小口の融資を行なう「消費者金融」業務の二つがある。
取扱高でみると、販売信用が約48%、消費者金融が約52%を占めている。
これを、具体的なクレジット商品ごとにみると「個品割賦(ショッピングクレジット)」は、パソコンや貴金属など個別の商品ごとに割賦契約を結ぶモノを対象にしたクレジットであるため販売信用業務になる。
また「クレジットカード」は、商品代金の決済を行なう場合は販売信用業務になるが、カードを利用したキャッシングは消費者金融業務ということになる。
「消費者ローン」は、消費者金融会社や信販会社が消費者個人に融資を行なうもので、これも消費者金融業務ということになる。
わが国のクレジット産業は、すでに70兆円を超える巨大市場となっているが、これを個別商品ごとの内訳でみると、販売信用業務の「クレジットカード(ショッピング)」が全体の31.4%を占める。
これに続くのが消費者金融業務の「担保ローン」で18.8%である。
以下、販売信用業務の「個品割賦」が16.5%、消費者金融業務の「消費者ローン(消費者金融会社)」が14.3%、消費者金融業務の「クレジットカード(キャッシング)」が10.1%となっている。